大人のサーフスケートVol.3「普通のスケボーと何が違うの?」ウィール(タイヤ)編!!
どーもー!アルエです!
そして始まりました!サーフスケートBLOG第3弾!!
第1回はデッキ、第2回はトラックについて説明させていただきました。
今回は万を持してウィールについての説明とおススメのウィールの説明をさせていただきますよー!
(サーフスケートについているウィールはすべてソフトウィールのため、今回は普通のスケボーにセッティングする用のウィールをご紹介していきます!)
ソフトウィールとは?
まず、ウィールとはタイヤのことです。
そしてウィールには大きく分けて2種類あります。
- ハードウィール
- ソフトウィール
の2種類です。
東京オリンピックで使っていたのはハードウィール
本年7月25日、東京オリンピックでスケートボード種目が初めて実施されたのは記憶に新しいですよね。
皆さんが見たのは「パーク」「ストリート」と呼ばれるスケボーのトリックをするための施設の中で行われたものです。
かっこよかったですよねー。(見てないですが…)
このように跳んだりデッキを回したりするトリックをするために適しているのはハードウィールです。
ハードウィールは名前の通り硬いウレタン素材で作られているため、スケボーパークのように滑らかな地面で使用するときには音もなく、気持ちよく使用することができます。
しかし、アスファルトの上など地面が粗い場所で使用すると「ガー」と大きい音がして騒音で周囲に迷惑を掛けたり、ガタガタするため乗り心地が悪くなったりします。
そのため、「トリックはやらずに簡単なオーリーぐらいしかやらないよー」「ただ気持ちよくクルージングをしたいだけだよー」「移動用としてスケボーを使いたいんだよー」という方にはハードウィールは必要ないかもしれません。
このような時におススメするウィールがソフトウィールなんです!
かく言うボクは、もっぱらソフトウィール派!
というより、「ハードウィールを使ってのトリック技のスキル向上を諦めたけど、スケボーに乗るのはダイスキ!より気持ちよく滑りたい!」という感じです。(全然かっこよくありません…)
そのため、これまでにさまざまな「やわらかさ」「大きさ」のソフトウィールを乗り比べてきたので、この説明していきます!
やわらかさ
はい、ここ大事です。乗り心地において、柔らかさがものをいいます。
ウィールの硬さは「a」で表記されます。基本的にソフトウィールは78a~86aくらいのものが良いですね。もちろん、数字が小さい方が柔らかく、大きくなるほど硬くなります。←何かと似てますね(*^-^*)
車のタイヤと同じように、柔らかいほうが地面から伝わる衝撃を吸収してくれます。多少のアスファルトのガタツキくらいなら「スー」と音を出さずに快適に滑ることができます。
しかし、柔らかい分、パワースライド(スノーボードで止まるときのように地面をタイヤでこすって止まる技)やオーリー(自分と板を同時に浮かせてジャンプするトリック)などのトリックを頻発すると、パンク(ウィールが削れたり欠けたりすること)しやすくなってしまうので、取り扱いに注意しなければなりません。
そこで、86aとかになるとハードウィールとソフトウィールの中間くらいになるので、トリックとクルージングがどちらもそこそこできるようになります。
ボクはもう、オーリーすらも全然できなくなっているので、78aオンリーですが!!!
大きさ
これは「直径の長さ」と「横幅の長さ」のことです。
まず直径ですが、通常のウィールの大きさは50ミリ程度ですが、大きいものだと80ミリ以上あります。
そして大きければ大きいほどスピードが出ます!
しかし、スタートは少し大変です…。
下り坂を転がる岩のように、スピードが付き始めると簡単に転がりますが、出だしは通常より力が必要になります。
また、止まりづらいというデメリットもあります。
「スピードに乗った中、急に子どもが飛び出してきた」というときはどうしようもなくなります。
下り坂を転がる岩を急に止めることは難しいですよね。
最悪、子どもに激突してしまうか、避けるためにスケボーから下りて自分の体を傷つけるか…ということになります。
結果的には後者を選ばざるを得ないんですけどね。
(10年以上公道をクルージングしてますが、わざと転んで人や車への激突を防ぐということをやりました。また、雨の日のマンホールの上は高確率で転びます。危ない、周りに見られて恥ずかしいので気を付けて下さい)
かといって、小さすぎるとスピードが出ないからおもしろくない、気持ちよくない、なかなか目的地までたどり着けないということになるので、丁度良い大きさが良いですね。
おススメのソフトウィールをご紹介!
それは…
「OJウィール」でーす!ドーン!!!←効果音
クルーザーウィールの定番ですよね。
78aという柔らかさ。そして55ミリという大きすぎず小さすぎず、多少のトリックならできてしまうという最高のウィール。そして少し横幅もあるので、イメージはF1の車のように滑らかに進むことができます。
あとはカラーバリエーションが豊富という良さもあります。
これを機会に一度乗ってみてはいかがでしょう!!
そのほかにもおススメのウィールがあるので機会を見てご紹介したいと思います。
では、アディオス!!