大人のサーフスケートVol.2「普通のスケボーと何が違うの?」トラック編!!

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どーもー! アルエです!

 

サーフスケートBLOGの第2回目が始まりました!

 

最近めっきり寒くなってきましたねー。

 

朝起きるのが本当に大変…

 

夏の暖かいときは、逆に朝が涼しいから良かったのですが…

 

そんな僕でも、実は「暑い」より「寒い」方が好きだったりします!

 

それは「1回で多くの服を着ることができるから」です!

 

「おいおいアルエくん、さっきから何の話をしているんだい?」

というあなたの心の声が聞こえてきたので説明します。

 

実は最近、THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)のマウンテンジャケット(黒)を買いました(急にどゆこと?)

          

3年前にはマウンテンダウンジャケット(黒)を買ったんです。

 

どちらも5・6万円するので安い買い物ではないのですが、

この2つ違いは、「中綿が入っているかどうか」だけです…

 

今回マウンテンジャケットを買った理由は、「冬の静岡県は暖かく、マウンテンダウンジャケットを着る機会がなかった」から。

 

その点、マウンテンジャケット(マウンテンダウンジャケットもですが)の素材はゴアテックスを使っており、防風・防水なので、中に「インナーダウン」を着こめば大抵の寒さならしのげます。

インナーダウンの中に襟シャツなんかも着れたりします♪

 

冬はオシャレな服をいっぱい着られますね!

 

はい、これが言いたかった!!

「フユはオシャレなアイテムをイッパイキラレルカラダイスキ!」

 

 

、、、ということで言いたいことも言えたし、マウンテンジャケットだかマウンテンダウンジャケットだか文字だとよくわからなくなってきたので、本題に移りたいと思います!

 

 

CHAPTER1 サーフスケートと普通のスケボーの違いについて

 

はい、始まりました。

 

前回はサーフスケートの「デッキ(板)」の話をしましたね?

 

↓前回ブログのURL

https://blog.hatena.ne.jp/eightoclock/eightoclock.hatenablog.com/edit?entry=13574176438037109779

 

 

今回は、「トラック」について説明していきます!

 

↓ 「トラック」とはシルバーのT字の部品のこと

    トラックの中心にある黒いゴムが「ブッシュ」

  ブッシュが外れないように「キングピン」というネジでとめている 

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まず、トラックって何?という方のために説明をさせていただきます。

 

トラックという部品の役割は主に、「デッキとウィールを連結させ、プッシュ(足で地面を蹴って前に進む動作)の際に左右に体重移動をすることで曲がること」です。

 

なんのこっちゃという方がほとんどだと思うので説明していきます。

 

みなさん、自転車は乗ったことがありますよね?

(もし乗ったことがなかったら、いろんな意味ですみません)

 

自転車で左右に曲がるときを想像してみてください。

 

アノ時って実は、ハンドルはあまり使わず、ほとんど体重移動で曲がってるんですよ!

ハンドルはほんの数cmしか傾けてないはずです。

 

スケボーも同じです。足はデッキの上に残しながらメトロノーム(音楽室にあった正確にリズムを刻むヤツ)のように体を傾けて重心を移動させます。

 

すると、左に曲がりたい場合、左側に重心を移動させることでトラックの真ん中にある「ブッシュ」というゴムの部品の左側が圧縮され、ノーズ側とテール側のトラックが「く」の字になります。

   /   

     ←こんな感じ?  

   \

 

すると、どんどん左に曲がっていきます。

 

ただ、曲がりやすさは「ブッシュ」の硬さと「キングピン(トラックとブッシュを繋げる大きいネジ)」の閉めかたの強弱によって変わります。

 

 

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ブッシュ

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キングピン

 

代表的なトラックメーカーのTHUNDERを例にすると、90.94.97.100と4段階の硬さでブッシュゴムを販売しています。

 

数字が小さい方が柔らかく、大きくなるほど硬くなります。

 

これは人によって好みがありますが、そんなに大差はありません。買ったものが思ったより柔らか過ぎたとしても、キングピンを強めに閉めれば硬くなります。

 

 

柔らかいとやりやすいことは「曲がること」で、

硬い方がやりやすいことは、「初心者がオーリーの練習をしやすいこと」でしょう。

 

オーリーとは、スケボーに乗ったままデッキを浮かせながらジャンプをするトリックです。

 

このトリックは直進しかしないため、左右に曲がる必要がありません。

 

というか曲がるとトリックがしずらくなるので、初心者はキングピンをきつく閉めて練習します。

 

あとは、「高さ」が違うトラックがあります。

 

「LOW」と「HIGH」、「低いの」と「高いの」です。←説明にならず!!

 

これは、それぞれにメリットがあります。

 

低いトラックを使うメリットは「安定」することです。

 

竹馬に乗ったことはありますか?←乗ったことがない人は平成生まれか実家が金持ち

 

足を乗せるところが高ければ高いほど不安定で、低ければ低いほど安定します。

 

では、高いトラックを使うメリットは何か。

それは「高く、ダイナミックなトリックができる」ことでしょう。

 

シーソーには乗ったことがありますか?←乗ったことがない人は平成生まれか実家が金持ち

 

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これは中心に柱があり、左右に体重を掛けることでどちらかに傾く遊具ですが、

 

この中心の柱が短いと動く幅が少ないから怖さは感じませんよね。

 

しかし、これが10mあったらどうでしょう。誰も乗れませんよね。

違った。怖いですよね。

 

これと同じです。高さのあるトラックを使うことで高低差が大きくなり、高いオーリーがしやすくなったり、技がダイナミックになったりします。

 

これでスケボーにおける「トラックの役割」がわかったと思います。

(分からない人がいたら質問ください!いくらでも詳しく説明します!!)

 

そしてここからが本題です!

 

 

Question2 サーフスケートのトラックはどう違うの?

 

お待たせしました。

サーフスケートと普通のスケボーのトラックの違いです。

 

まず、普通のスケボーのトラックは基本的に前述したものしかありません。

会社によって小さい違いはあれど、大差は感じられません。(そんなことないというこだわりの強い方がいたら申し訳ありません…)

 

ただ、それだけサーフスケートのトラックは「別物」だということです。

現在、サーフスケートには

「Carver(カーヴァー)」「YOW(ヤウ)」「スラスター」などさまざまな種類があります。

 

どれも似たような形に見えますが、その性能は大きく異なります。

 

そして、その違いの90%はトラックにあると断言します。

 

正直なところ、デッキに関しては同じ長さ、同じ太さであればどこの会社も大差ありません。(誤解してほしくないのが、長さが数cmか違うだけでデッキは「違う乗り物」に変化します。あくまで会社による変化が少ないということです)

 

ウィール(タイヤ)に関しても同じ柔らかさ、同じ大きさ(直径)、同じ太さならほとんど変わりません。(これも同様)

 

しかし、トラックは全くの別物です。

会社によって構造そのものが変わるのです。

 

自分の動きにいち早く反応するトラックは、

そのトラックに合わせて「乗り方を変えざるを得なくなる」といっても過言ではないように思います。

 

その中で一番サーフィンの動きに近いと言われているのがCarverですね。

これは老舗で一番人気のブランドです。

 

最近はYOWが人気のようですが、個人的に少し柔らか過ぎる印象があり、ある意味「カンタン」にターンができてしまいます。

 

しかし、ヤウが悪いという話ではありません。「ヤウシステムトラック」は、スケボーとサーフスケートボードの両方に使用可能というメリットがあります。トラックの可動域を制限するボルトが付属されており、ボルトを外すとサーフスケートボードに、ボルトを締めるとスケボー仕様に変更できるので、クルーザーとして移動手段としても使いやすくなります。

便利ですね!!

 

しかし、私はCarver派なので、今回はCarverトラックの説明をさせていただきます!

 

 

Carverのトラックには3種類あります。

  • C7
  • CX4
  • C5

 

まずC7は「スウィング型」。皆さんがイメージしているスケボーのトラックとは全く異なる形をしています。

 

例えるなら「漫画ワンピースに出てくるクロネコ海賊団の"寝返りのジャンゴ"が持ってる「アレ」。

 

左右に体重移動するときに、トラックが「アレ」のようにスウィングする。

 

ちなみに直進には向いていないため、スピードが出しづらい(ぐらつきやすい)・パークでは使えない(使いづらい)というデメリットがあります。

 

次にCX4

これが僕のおすすめ。「サーフィンの練習にはうってつけ」です!

(僕はまだ丘サーファーなのでサーフィンはまだできません笑。これはサーフィンの先輩たちの話です!自分の言葉のように言ってすみません!!笑)

 

ただ、C7と乗り比べましたが、確実にCX4の方が難しいです…。

 

その理由は「ちゃんと体重移動をしないとターンができないから」。

 

変な話、C7は足首から下の動きだけでウネウネやっても前に進めます。

イメージは、いま子どもたちに人気の「ジェイドボード」みたいな感じです!

 

でも、これって海の上では使えないんですよね。

逆にCX4は体全体を使わなければターンができない。

これはサーフィンの練習になりますねー。

(自分に言い聞かせてます。来夏にサーフィンを始めよう。次はサーフィンBLOGになりますね)。

 

 

次にC5です。

 

この特徴は、「より普通のスケボーに近づけたトラック」だということでしょう。

 

C7かCX4のどちらに似ているかといえばCX4ですが、

 

違いは「トラックの低さ」とこのトラックとセットになっているデッキの「短さ」とウィールの「硬さ」にあります。

 

トラックが低く、デッキも短く、ウィールは硬いので、普通のスケボーに似ています。

だから、女性や子どもが扱いやすいモデルと言えるでしょう。

評価はまだ高くないのですが、それは「新しく出たばかりで、まだ使っている人が少ない」から。

 

Carverはトラックだけでゆうに1万円を超えます。全体(購入はコンプリートでOK)では3万~4万ほどになります。

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だから、「どうせ買うならCX4かC7にしよう」と思うのは当然です。

 

 

 

新しいもの好きの方は選んでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

ちょっと話が長くなってしまいましたが、今回はこの辺で。

 

結論、タイトルの「サーフスケートと普通のスケボーに着いているトラックの違い」ですが、

「形は似ているが全くの別もの」ということでご理解いただけたでしょうか?笑←最後は雑…

 

 

次回は「ウィール」について紹介します!

 

 

 

では、アディオス!!